昭和40年代後半､私が小学生の時､農薬や化学肥料を使うことへの不安や疑問を持った両親は､化学合成農薬や化学肥料を一切使用しない農法に切り替え､作る人と買う人が提携して支えあう農業を始めました｡作る人は食べる人の命を守り､食べる人は作る人の生活を支え､互いに手を携えていく…

｢今さんのりんごだから安心して食べられる｣｢待っていてくれる人がいるから頑張って作る｣

そんな両親の農業を見て､自分もそのようなやりがいのある農業をしたいと思いました｡
農薬や化学肥料に頼らない栽培｢自然循環型の農業｣を目指して､食べる人が健康で､幸せになるような作物を､家族で力を合わせ､作り続けたいです｡

今道代